匿名
下肢うっ滞性皮膚炎で弾性包帯を巻いていますが、弾性包帯のズレや少しの刺激、皺でも傷が出来やすく、どう圧迫療法を行って行ったら良いか悩んでいます。
何かアドバイスやおすすめ商品がありましたら、教えて頂けますでしょうか?
ご質問、ありがとうございます。
越屋スタッフです。
戴きましたご質問につきましてですが、ただいま医療従事者に確認中でございます。
今しばらくお待ちいただけますと幸いです。
近日中にこちらの掲示板に回答させて戴きますので、どうぞ宜しくお願い申し上げます。
匿名さま
大変お待たせ致しまして、申し訳ございません。
弊社と連携しているリンパセラピストからのアドバイスとしては下記となりますので、ご参考戴けますと幸いです。
ご不明点、その他ご相談等がございましたら、ご連絡お待ちしております。
********************************************************************************
下肢静脈瘤などによるうっ滞性皮膚炎の特徴は、静脈還流障害と皮膚の脆弱性にあります。
圧迫療法でもっとも注意が必要な点は、皮膚を守りながら適度に圧迫するということになります。
その際、お一人おひとりの状態に合わせて圧迫用品の素材を選んだり、圧調整をします。
より適切にご返答するための情報が少ないため、侵襲性の少ないケア内容になりますが、
ご参考になりましたら幸いです。
①スキンケア
→保湿
②綿素材の下地
→抗菌防臭加工が施され、吸湿速乾に優れたKチューブをおすすめします。膝下でハイソックス型にカットして1重で使用されるか、折り返して2重で使用されるか状態に合わせてご対応ください。
③弾性包帯の種類
→浮腫がみられる場合にはショートストレッチも使用しますが、軽度の場合にはエラスコットやレジフレックスA等も使用できます。弾性包帯の替わりに、タオル地のハイソックス「ソフィットVE」もおすすめです。
差し支えない範囲で、診断名やCEAP分類、患者様の足の様子がわかる写真や周径値などがわかりますと、
より患者様の状態に応じたケア方法を一緒に考えることができるかと思います。
*******************************************************************************
丁寧なご回答ありがとうございます。
細かいこと確認してみます。また相談させて頂きたいです。宜しくお願いします。

足の写真を送らせて頂きます。
今は、プロペトを塗って、皮膚保護の為ガーゼ1枚を巻いて、エラスコットを巻いています。
写真の通り発赤や小さな出血が発生したり、減退したりの繰り返しです。
軟膏は、プロペトよりもヒルドイドのが良いのでしょうか?また、弾性包帯より、Kチューブのが良いのでしょうか?
ご質問、ありがとうございます。
越屋スタッフです。
匿名様からの追加のご質問、ありがとうございます。
ただいま医療従事者に確認中でございます。
今しばらくお待ちいただけますと幸いです。
近日中にこちらの掲示板に回答させて戴きますので、どうぞ宜しくお願い申し上げます。
匿名さま
大変お待たせ致しまして、申し訳ございません。
弊社と連携しているリンパセラピストからのアドバイスとしては下記となりますので、ご参考戴けますと幸いです。
ご不明点、その他ご相談等がございましたら、ご連絡お待ちしております。
******************************************************************
患者様のお写真を確認いたしました。
発赤や小さな出血が発生したり、減退したりを繰り返されているとのことですが、
静脈性潰瘍を繰り返しているという理解で宜しいでしょうか。
慢性静脈疾患で下腿潰瘍を繰り返すケースにおいて、微小動静脈瘻等を併発している可能性もございますので、
患肢への圧迫圧を適切に判断するために、専門医を受診されることをお勧めいたします。
圧迫ケアとして皮膚保護の為ガーゼ1枚を巻いて、エラスコットを巻かれているとのことですが、
患肢への圧迫は、潰瘍がみられる患部を含め下腿全体に対して行うようにします。
お写真では足部の様子が確認できませんでしたが、くるぶしの辺りのむくみの様子から、
足部(足趾のつけ根)から膝下(腓骨頭の辺り)までの圧迫ケアが適切であるとお見受けいたします。
浮腫が少ないときには1重もしくは2重に重ねたKチューブを下地に、エラスコットやレジフレックスAなどで軽度圧迫をし、浮腫が顕著にみられるときには、同様にKチューブを下地にしてショートストレッチ弾性包帯を巻くなどの対応をいたします。
ですので、Kチューブ or 弾性包帯というよりも、両者を併用することの方が多いかと思います。
下地としてスキンネットなどの筒状ガーゼ包帯を使用することもございますが、
Kチューブをお勧めする理由は、抗菌防臭加工が施され吸湿速乾に優れ、圧迫療法の軽度補助としても使用ができ、
セルフケアもしやすいためです。
お使いになる軟膏等につきましては、個別の患者様によって処方が異なりますので、
主治医の指示に準じて処置をお願できましたら幸いです。
何卒よろしくお願い申し上げます。
*******************************************************************
いち
弾圧ストッキングを買いたいのですが
機能看護婦さんからこれは?って言われたのを注文しようと思うのですがあまりにもウエストのサイズが違いすぎて
多少のびますか?
ご質問、ありがとうございます。
越屋スタッフです。
「弾性ストッキング」は、正しいサイズを正しく着用することが大切です。
サイズが合っていないものを履いていても効果は得られません。
選ぶポイントは、下記となります。
(1)サイズは合っているか
(2)圧迫圧は適切か
(3)生活にあったタイプか
(1)サイズは基本的に足首の太さや足のサイズでS~Lを選びます。メーカーによって身長などが基準になることもあるので、選定されたストッキングのサイズ表を確認お願い致します。
(2)医療用には弱圧、中圧、強圧があります。かかりつけの看護師様からのご指定の圧に合った製品をお選びください。
(3)タイプは3種類。膝下までのハイソックスタイプ、太ももまでのストッキング、お腹まであるパンティストッキングタイプがございます。履き心地や好みもありますが、こちらもかかりつけの看護師様のご指定に合わせて選んでください。またウエスト部分ですが、メーカーにより圧がかかっている製品もあれば圧がかかっていない製品もございますので、こちらも看護師様にご確認戴くと良いと思います。
弾性ストッキングは欠かさず履くことが大切ですので、毎日履くことが難しいと感じているようでしたら、かかりつけの看護師様へ改めてご相談されることをお勧め致します。
以上、ご参考戴けますと幸いです。
その他、ご不明な点等ございましたら、改めてご相談下さいませ。
S・M
東京在住、リンパ浮腫を患っているものです。
普段は、治療院でストッキングを購入しているのですが、ストッキングの色味について悩んでいたところ、その治療院の方からこちらの越屋メディカルケアさんに一度足を運んでみることをおすすめされました。
しかし、平日は会社に行っているため、そちらに直接足を運ぶことが難しい状況です。
現在mediven forte(メディフォルテ)のストッキングを履いているのですが、そのストッキングと同じ種類で、1番素肌に近い色味はどの色になりますでしょうか?
お教えいただけますと幸いです。

ご質問、ありがとうございます。
越屋スタッフです。
ご通院されている治療院様からご紹介いただいたとのこと、ありがとうございます。
メディ・ジャパン株式会社様のメディフォルテで素肌に一番近い色ということですが、カラーのラインナップは下記となります。
(常時在庫品)キャラメル、ブラック
(取り寄せ品)チャコール、ネイビー、ベージュ、ローズ、ブロンズ、カシミヤ
色味は個人で見え方や好みで分かれますので一概にはお伝えしにくいのですが、弊社がお勧めするとすれば「カシミヤ」でしょうか。
写真を添付させて戴きました。
左側から「キャラメル」「カシミア」「ローズ」となります。
カシミアの色味はキャラメルより薄く、またローズよりも素肌に近い自然な色合いです。
お時間があれば弊社東京営業所で実物をご覧頂きたいところですが、
ご参考戴けますと幸いです。
S・T
現在、下半身のリンパ浮腫で圧迫のある「つま先なしのパンスト」を購入し履いています。
これから温かくなってくるので次は薄手のパンストを購入したいと考えているのですが、
購入先のお店で聞いたところ、薄手のつま先なしのパンストの取扱いがないと言われました。
(御社ではないです)
素朴な疑問で投稿するのですが、薄手で圧迫のあるパンストでつま先なしという製品はないのでしょうか。
あれば教えて下さい。
ご質問、ありがとうございます。
越屋スタッフです。
ご質問の件につきまして「パンスト、薄手、つま先なし」の条件を満たす製品ですが、数ある弊社取扱商品の中でも選択肢は限られてくると思われます。
「つま先なし」ですが、つま先なし=厚手という既製品のラインナップが非常に多いです。薄手でつま先なしの場合はオーダーメイドまたはオプションとなる場合があり、その際は価格が上がってしまうということになります。そして、薄手という条件は使用者様により線引きが変わりますので、実際に試着して戴くことが重要かと思います。
弊社取扱いメーカーに上記条件のラインナップが少ない理由・具体的な製品名を含め確認致しますので、改めてご回答させていただければと思います。
大変申し訳ございませんが、少々お時間を戴ければと存じます。
ご了承戴きますよう、伏してお願い致します。
MK
訪問診療をしている医師です。タイトルの通りで、在宅療養中のがん末期の方でリンパ浮腫による下腿浮腫が外傷を契機に1日何回もおむつを変えないといけない大量の浸出液がある状態になっています。貴社のオスモパッドはどの程度の浸出液まで対応できる商品でしょうか?ご教授いただけますと幸いです。
ご質問、ありがとうございます。
越屋スタッフです。
弊社取り扱い製品の『オスモパッド』につきましてですが、下記にてご確認戴ければと存じます。
1)作用機序
内包する高浸透圧物質と浸出液の浸透圧勾配によって水分のみをパッド内部へ吸収します。
半透膜フィルムは微多孔構造の為、分子の小さい水や匂いの成分は吸収されますが、
タンパク質など傷口の再生に必要な成分は傷口の表面に残存します。
2)製品特徴
・スキントラブルが少ない
傷口と接触するパッド部には粘着剤は一切使用しておらず、剥離時の疼痛やスキントラブルを軽減します。
・傷口が観察できる
透明のシートの為、観察がしやすく、排液量が一目で分かります。
・匂いを吸収する
滲出液の吸収と同時に小さいアンモニアやアミン酸の悪臭も吸収します。
・すぐれた吸収力
ご質問の回答となりますが、製品は2種類ございまして、下記吸収量となります。
9×16cm 吸収量 50g 10枚/箱 3,000円
13×21.5cm 吸収量 80g 10枚/箱 3,500円
・浸軟しやすい部位にも使える
健常皮膚に付着した過剰な浸出液も吸収します。特に浸軟などのスキントラブルが生じやすい踵部に使えます。
3)その他
・使用法としましては、一日一回の洗浄処置を行った後、オスモパッドをじかに貼付します。
・適応としましては、壊死組織が少なく浸出液が中量程度以上の創傷・褥瘡が適応となります。
・症例としましては、褥瘡、リンパ漏、下腿潰瘍、下肢静脈瘤、点滴漏れ/胃ろう漏れ等による皮膚潰瘍、放射線皮膚炎、拘縮などとなります。
・ご使用上のご注意ですが、浸出液が少ない創には貼付すると固着する場合がありますのでその場合、他の治療法に変更するか、オスモパッドのワセリンを塗布してから貼付してご使用下さい。
その他ご不明な点がございましたら、改めてご相談戴けますでしょうか。
以上、ご参考戴けますと幸いです。