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リンパ浮腫の浸出液管理について
2021/02/11(木) 21:21:48 RSSにてレス一覧を表示
MK
訪問診療をしている医師です。タイトルの通りで、在宅療養中のがん末期の方でリンパ浮腫による下腿浮腫が外傷を契機に1日何回もおむつを変えないといけない大量の浸出液がある状態になっています。貴社のオスモパッドはどの程度の浸出液まで対応できる商品でしょうか?ご教授いただけますと幸いです。
1 越屋スタッフ
2021/02/12(金) 09:24:26 [DELETE]
ご質問、ありがとうございます。
越屋スタッフです。

弊社取り扱い製品の『オスモパッド』につきましてですが、下記にてご確認戴ければと存じます。

1)作用機序
 内包する高浸透圧物質と浸出液の浸透圧勾配によって水分のみをパッド内部へ吸収します。
 半透膜フィルムは微多孔構造の為、分子の小さい水や匂いの成分は吸収されますが、
 タンパク質など傷口の再生に必要な成分は傷口の表面に残存します。

2)製品特徴
・スキントラブルが少ない
 傷口と接触するパッド部には粘着剤は一切使用しておらず、剥離時の疼痛やスキントラブルを軽減します。
・傷口が観察できる
 透明のシートの為、観察がしやすく、排液量が一目で分かります。
・匂いを吸収する
 滲出液の吸収と同時に小さいアンモニアやアミン酸の悪臭も吸収します。
・すぐれた吸収力
 ご質問の回答となりますが、製品は2種類ございまして、下記吸収量となります。
  9×16cm 吸収量 50g 10枚/箱 3,000円
  13×21.5cm 吸収量 80g 10枚/箱 3,500円
・浸軟しやすい部位にも使える
 健常皮膚に付着した過剰な浸出液も吸収します。特に浸軟などのスキントラブルが生じやすい踵部に使えます。

3)その他
・使用法としましては、一日一回の洗浄処置を行った後、オスモパッドをじかに貼付します。
・適応としましては、壊死組織が少なく浸出液が中量程度以上の創傷・褥瘡が適応となります。
・症例としましては、褥瘡、リンパ漏、下腿潰瘍、下肢静脈瘤、点滴漏れ/胃ろう漏れ等による皮膚潰瘍、放射線皮膚炎、拘縮などとなります。
・ご使用上のご注意ですが、浸出液が少ない創には貼付すると固着する場合がありますのでその場合、他の治療法に変更するか、オスモパッドのワセリンを塗布してから貼付してご使用下さい。

その他ご不明な点がございましたら、改めてご相談戴けますでしょうか。
以上、ご参考戴けますと幸いです。

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